FingerLimeJapanオフィシャルショップ ささ吉商店theGardenBLOGです。
FingerLimeJapanの【品種確定苗】を販売しています。
フィンガーライムについて品種紹介のほか育て方や使い方など幅広くご紹介していきます。
そのほか接ぎ木レモン苗、 八ヶ岳間伐材のウッドチップやコナラ薪
園芸やお庭に関することも触れていきます。
フィンガーライムのこの小さな果実はただ可愛しらいだけでなく、商業栽培においても非常に魅力的な特徴を持っています。
特に地植えによる栽培はフィンガーライムの生産者にとって大量収穫を実現する上で重要な要素となっています。しかしその一方とげがすごいことや剪定の必要性、収穫まで時間がかかることなども覚悟しなければなりません。
さらにフィンガーライムは暖かい地方向きの果樹であるため栽培地の選定も重要です。
今回は、フィンガーライムの商業栽培において、地植えがなぜ重要なのか、どのようなメリットとデメリットがあるのかを解説します。
フィンガーライムの地植え栽培のメリット
- 1. 大量収穫が可能:フィンガーライムの地植え栽培は根が地中に張り巡らされることで樹勢が増し、結果として大量の果実を収穫できるというメリットがあります。
地植えによる栽培は、容器栽培やハウス栽培よりも根の成長を促進させるため、より多くの果実を得ることができます。 - 2.風味が豊か:フィンガーライムは地植えによってしっかりと根を張ることで、土壌の栄養分を十分に吸収することができます。
その結果果実の風味が豊かになります。地植え栽培によって育ったフィンガーライムは独特の酸味と爽やかな香りが特徴であり高い品質を実現します。
フィンガーライムの地植え栽培のデメリット
- 1. とげがすごい: フィンガーライムは枝に小さなとげがあります。
地植えによって栽培する場合樹が高く、また横に大きく広がるためとげに触れる機会が増えます。
収穫や剪定の際には注意が必要です。皮手袋やゴーグルなど適切な保護具を使用することでとげによるケガを防ぐことができます。 - 2.剪定が必要:フィンガーライムは成長が旺盛な樹木であるため定期的な剪定が必要です。
特に地植え栽培では樹勢が強くなりやすいため、剪定を怠ると樹形が乱れたり枝が折れたりする可能性があります。
また樹が高く、また横に大きく広がるため作業のたびにけがをしやすくなってしまいます。株本の枝はしっかりと落として通気性を良くし、草の管理もしやすくなるようにすることで病害虫の被害を減らすことが可能になります。
剪定は手間がかかりますが、適切な管理を行うことで健康な樹木を育成することができます。
地植えは暖かい地方向き
暖かい地方ではフィンガーライムの地植えが特に適しています。フィンガーライムは寒さに弱く、霜が当たると生育が悪化する可能性があります。
また暖かい地方では年間を通して高温多湿の環境が維持されるため、フィンガーライムの生育に適した条件が整います。
そのためフィンガーライムを商業栽培する場合は、栽培地の選定にも注意が必要です。
基本的には冬に氷点下になる場所は地植えには向きません。冷たい風も苦手です。
寒い地方では鉢植えにして冬は屋内で管理してください。鉢を大きくすることで商業栽培も十分可能です。
FingerLimeJapanでも基本的には鉢での栽培を行っています。
まとめ
フィンガーライムの商業栽培においては地植え栽培が最も効果的です。
地植えにすることでより多くの実を収穫することができます。
しかしとげの多い木であるため注意が必要です。また剪定や水やり、肥料の管理も忘れずに行いましょう。
フィンガーライムは暖かい地方向きの作物であるため栽培する地域の気候条件にも留意することが重要です。
商業栽培においてはこれらのポイントを押さえて栽培することで、大量のフィンガーライムの収穫が可能となります。ぜひ暖かい地方では地植え栽培に挑戦してみてください!
ここまで記事をお読みいただきありがとうございました。
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