FingerLimeJapanオフィシャルショップ ささ吉商店theGardenBLOGです。
FingerLimeJapanの【品種確定苗】を販売しています。
フィンガーライムについて品種紹介のほか育て方や使い方など幅広くご紹介していきます。
そのほか接ぎ木レモン苗、 八ヶ岳間伐材のウッドチップやコナラ薪
園芸やお庭に関することも触れていきます。
フィンガーライムは美味しい果実をつけることで知られる柑橘類ですが病気になることもあります。
特にうどんこ病、さび病、かいよう病といった病気がフィンガーライムに発生することがあります。
また重大な病気である柑橘グリーニング病にも注意が必要となります。
それぞれの病気の特徴や対処法について見ていきましょう。
カンキツ類にかかる病気はフィンガーライムにも
フィンガーライムは柑橘類なので柑橘類にかかる病気はいづれもかかる可能性があります。
ある程度は環境を整えることで予防が可能です。FingerLimeJapanでも農薬使用は最低限に抑えて栽培が可能となっています。
柑橘類の病害についてはそれぞれ専門サイトを参照してください。
例→参考サイト カンキツ病害図鑑
うどんこ病
フィンガーライムの葉に白い粉を振りかけたようになる病気です。
カビの一種で重症になると葉が奇形化して落葉してしまいます。光合成をおこなえなくなり気が弱っていきます。果実にもかかり商品価値がなくなってしまいます。
対策としては通気性を良くしてしっかりと光に充てることが重要です。
ひどくなってしまった場合は農薬を散布する必要があります。
さび病(炭疽病)
日焼けなどの傷口から広がりやすい病気です。
褐色の病斑が拡大して果実が落下します。高温多湿時に多く発生しやすい病気です。
根が健康に育っていない場合によく出てくる傾向があります。根が健康であればある程度予防が火防です。ひどい場合は農薬による防除を行いましょう。
かいよう病
葉や果実・幹んどに褐色のコルク化した病斑の発生があります。
細菌病であり有効な農薬がほぼありません。かいよう病が発生すると近くの樹へ伝播して感染してしまうので切除可能であれば切除し、幹に出た場合は焼却処分するなどの処置が必要です。
雨の多い時期などに広がりやすいので株間を開けて通気性を良くしておくことで伝染を抑えます。
検査不十分な輸入苗から増殖された株に発生しやすく、入手の段階で罹患している場合もあります。
苗の入手にはしっかり注意して信用できる業者から購入するようにしてください。
FingerLimeJapanの品種確定苗は常に病気のチェックを行い健康な苗を販売しています。
カンキツグリーニング病
フィンガーライムにとって最も重大な病気の一つです。
細菌性の病気で進行すると枯死につながります。最初は葉が黄色くなる程度ですが進行すると樹全体に及び症状も激しくなります。 果実も肥大しなくなり樹が衰弱していきます。
感染はミカンキジラミという虫が媒介していますが、もう一つ重大な感染源があります。
【接ぎ木による感染】です。
罹患した株から枝を取り接ぎ木や挿し木で増殖することで感染が広がります。とくにタイなどの南国から輸入された株から増殖を行うことで感染が急激に広がります。
増殖業者もこの病害を知らなかったり気が付いていない場合が多いのが実情です。
きちんと管理している業者から苗を購入するようにしないと大変なことになりかねません。
南国を中心に大きな被害を与えている重要病害で、有効な農薬がなくかかってしまうと感染した樹を取り除くほかに対策はありません。
そのままにしておくと周りにまで感染が広がる恐れがあります。
FingerLimeJapanの品種確定苗はカンキツグリーニング病などのチェックを常に行っています。
病気にかかっていない株から増殖をしているので安心して育てることが可能です。
まとめ
フィンガーライムも柑橘類のためミカンやレモンなどがかかる病気にはかかる可能性があります。
しかし環境をよくし健康に育てることでたいていの病気をそこまで気にする必要はありません。
風通しを良くし日光に良く当て、良い土を使って適切に肥料と水を与えることで健康に育っていきます。
しかしそれは健康な株を入手して育てている場合です。
しっかりとした知識を持ち万全の管理をしている業者から苗を入手しないと知らないうちに重大な病気をまき散らしてしまうことにつながりかねません。
ぜひフィンガーライムの苗を入手する場合にはしっかりと調べて信用できる業者から入手するようにしてください。
ここまで記事をお読みいただきありがとうございました。
ご質問等ございましたら是非お問い合わせください。
ささ吉商店theGardenBLOGでした。
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